統計
国籍別の「留学」在留者数
出入国在留管理庁「在留外国人統計」第1表(国籍・地域別 在留資格別)より、在留資格「留学」の人数です。大学・専門学校の学生も含みます。
| 国籍 | 2024年12月末 | 2025年12月末 |
|---|---|---|
| ロシア | 1,607人 | 1,475人 |
| ウズベキスタン | 3,047人 | 2,677人 |
| カザフスタン | 352人 | 394人 |
| キルギス | 228人 | 235人 |
| ウクライナ | 240人 | 221人 |
| タジキスタン | 99人 | 99人 |
| ベラルーシ | 71人 | 56人 |
| (参考)モンゴル | 4,904人 | 4,590人 |
| (参考)総数 | 402,134人 | 464,784人 |
JASSO「外国人留学生在籍状況調査」(2025年5月1日現在)では、ロシアの留学生は1,404人(前年1,502人)、ウズベキスタンは2,519人(同2,844人)です。留学生全体と日本語教育機関の在籍者が大きく伸びるなか、ロシア語圏の留学生は国籍別では少数派にとどまっています。
言い換えると、ロシア語圏は多くの日本語学校にとってまだ開拓の余地がある地域です。学生の国籍構成を多様にしたい学校にとって、新しい募集先の候補になります。
審査区分
ロシア語圏の国と在留資格認定証明書の提出書類
出入国在留管理庁は、日本語教育機関の区分(適正校クラスⅠ・クラスⅡ、適正校以外)と申請人の国籍によって、在留資格認定証明書交付申請の提出書類を分けています。
| 区分 | ロシア語圏の国 |
|---|---|
| 別表に掲載(慎重審査対象国以外) | ロシア、カザフスタン、ウクライナ、ベラルーシ、トルクメニスタン、アゼルバイジャン、アルメニア、ジョージア、(参考)モンゴル |
| 別表に掲載なし(慎重審査対象国) | ウズベキスタン、キルギス、タジキスタン |
- 適正校(クラスⅠ):経費支弁に関する資料の提出は不要(ただし学校は入学時に支弁能力を確認する必要があります)。
- 適正校(クラスⅡ):別表に掲載のない国(慎重審査対象国)の申請人のみ、経費支弁書、経費支弁者と申請人の関係を立証する資料、預金残高証明書、過去1年間の資金形成経緯を明らかにする資料が必要です。
- 適正校以外:国籍にかかわらず、卒業証明書と経費支弁に関する一連の資料(支弁者の職業・収入を立証する資料を含む)が必要です。
学生像
当社に相談するロシア語圏の留学希望者
2026年に当社に寄せられた相談から見た傾向です。
年齢と学歴
11年制の中等教育を修了した18歳前後の学生から、大学を卒業した社会人まで幅広く、20代が中心です。大学卒業者も多くいます。
留学の目的
日本語学校の後に専門学校・大学へ進学したい、日本で就職したいという相談が多く、日本の文化や生活への関心から来日を決める人もいます。
日本語力
2026年10月期生の申請から、A1相当以上の日本語能力を試験の証明書または学校の面接で確認することが基本になりました(別表掲載国の出身で外国の大学を卒業した申請人は対象外)。当社は独自の基準として全員にA1相当以上を求めています。
経費支弁
支弁者は本人または両親など近親者です。当社は1人あたり14,000米ドル以上の預金と安定した収入を確認できる場合のみ手続きを進めています。
情報収集
YouTubeとロシア語の情報サイトで、学費や生活費、アルバイトのルールを調べてから相談してくる学生が大半です。
連絡手段
学生とのやり取りは記録の残るメールが基本です。合格後はTelegramの連絡用チャンネルで、来日前の案内をまとめて届けています。
国別の実務
学校が知っておくと便利なポイント
| 国 | ビザ申請 | 学費の送金・その他 |
|---|---|---|
| ロシア | 在ロシア日本大使館・総領事館の管轄に応じて申請(モスクワ・サンクトペテルブルクはビザ申請センター経由)。発給まで通常数営業日 | 国際送金(SWIFT)は着金まで2〜3週間以上かかることがあります。ロシアの口座への返金は難しい場合があります。 |
| カザフスタン | 在カザフスタン日本大使館の管轄に応じて申請 | カザフスタンの銀行カード・送金で支払う学生が多いです。 |
| ウズベキスタン・キルギス・タジキスタン | 各国の日本大使館で申請 | 慎重審査対象国のため、支弁者の収入と資金形成の資料(3年分)を丁寧に準備します。 |
| ベラルーシ | 在ベラルーシ日本大使館(ミンスク)で申請 | 送金できる銀行が限られるため、早めに支払い方法を確認します。 |
| ウクライナ | 在ウクライナ日本大使館のほか、居住国の日本大使館で申請する学生もいます | 徴兵年齢の男性は出国制限の対象です。国外に居住する学生の出願が中心です。 |
ロシア語圏では、国をまたいでもロシア語で連絡が取れます。当社は学生とロシア語で、学校とは日本語でやり取りし、翻訳と説明の手間を学校に代わって引き受けます。
入学時期
4月生が中心、10月生が次に多い
- 4月:最長2年間学べるため最も人気があります。ロシア語圏の高校・大学は6〜7月に卒業するため、卒業後に準備して翌年4月に入学する流れが一般的です。
- 10月:1年6か月コース。大学卒業後すぐに出願したい社会人に選ばれます。
- 7月:1年9か月コース。4月に間に合わなかった学生が選びます。
- 1月:受け入れる学校が少なく、進学には高い日本語力が必要なため、当社では日本語力の高い学生にのみ案内しています。
各入学時期の詳しい日程は提携の流れと年間スケジュールをご覧ください。
出典
データの出典
統計と審査区分は、以下の公的機関の資料で確認しています(確認日:2026年10月3日)。制度は改正されることがありますので、最新の情報は各機関の発表をご確認ください。
次のステップ
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学生の募集から出願書類の準備まで当社が担当します。掲載料・初期費用は無料です。
